滞在時間ターゲティングについて

閲覧時間ターゲティングについてご説明します。

滞在時間ターゲティングとは

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  • 半年から直近4週間の期間で、現在のセッション、または過去セッションの合計滞在時間等でターゲティングできます。(CODE Marketing cloudのタグを埋め込み後のみ遡ることが可能です)

サイト設定

サイト一覧から「サイト情報とCV設定」をクリックします。

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「サイト情報の確認と編集」をクリックします。

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「滞在時間ターゲティング」にチェックを入れます。

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キャンペーン設定

  • キャンペーンダッシュボードから「ユーザーのページ滞在時間」を選択し、期間や条件を設定してください。 画像

参考

Webの滞在時間の計算方法

Webの滞在時間を際して、Webの「離脱」について取り上げる必要があります。

離脱とみなすシーン例

  • ブラウザを閉じる時
  • ブラウザが強制終了した時
  • ブラウザのタブを切り替えた時
  • ブラウザの戻るボタンを押した時
  • サイトを開きっぱなしで放置している時

このように様々なシーンで離脱が行われ、離脱の定義はサイトによっても異なるため厳密な計算が困難です。
従って、「該当ページの閲覧開始時刻と次に閲覧したページの閲覧開始時刻の差」で計算するようにしております。

Webの滞在時間計測の例

離脱直前のページでの経過秒数は滞在時間の計測対象外
10:00:00~10:03:00のアクセスまでを計測するので、このセッションは滞在時間180秒となる

指定できる検索期間

  • 全ての期間
  • 今日
  • 直近7日
  • 直近4週間

指定できる属性

現セッションの滞在時間

現在の セッション の滞在時間。

10:00:00~10:01:00までの合計60秒が現セッションの滞在時間となる

過去セッションの合計滞在時間

【計算式】 確定済み滞在時間 の合計

200秒、120秒、直帰(0秒)のセッションの合計で320秒が過去セッションの合計滞在時間となる

平均滞在時間

【計算式】 確定済み滞在時間 の合計 ÷ 確定済みセッション数
※小数点以下切り捨て

平均滞在時間は直帰したセッションも含めた相加平均です。
直帰した場合、そのセッションにおける滞在時間は0秒になります。
直帰を外れ値にした平均滞在時間を利用したい場合は、「直帰以外の平均滞在時間」をご利用ください。

合計320秒のセッションをセッション数(3)で割った106秒が平均滞在時間となる

直帰以外の平均滞在時間

【計算式】 確定済み滞在時間 の合計 ÷ (確定済みセッション数 - 直帰数)
※小数点以下切り捨て

合計320秒のセッションを直帰を除いたセッション数(2)で割った160秒が直帰以外の平均滞在時間となる

直帰率

【計算式】: 直帰数 ÷ 確定済みセッション数 × 100
※小数点以下切り捨て

直帰数(1)セッション数(3)で割った66%が直帰率となる

関連用語説明

セッション

ページを閲覧した時点から30分間次のページを閲覧しなかった場合は別セッションと見なされます。
一意なIDをして生成される セッションID をCookieに保存してセッションの識別を行っています。

PV(ページビュー)イベント

カスタマーがサイトに訪問した時のブラウザ属性を、タイムスタンプユーザーIDセッションID に紐づけて計測しているデータです。

ブラウザ属性

ブラウザから取得・判断・加工できる属性。

  • タイトル
  • URL
  • リファラ
  • ユーザーエージェント
  • ブラウザ言語
  • OS
  • デバイス
  • etc…

確定済み滞在時間

現セッション以外、過去の全セッションの滞在時間のリスト

確定済みセッション数

現セッション以外、過去の全セッション数

直帰

来訪して、計測タグが入っているページにアクセスせずにセッションを終了した場合は直帰とみなしています。

直帰の例