1. 基本となる計測タグの設置

「CODE Marketing cloud」でウェブサイトを訪れたユーザーを識別し、ウェブ接客を実施するためには、サイトの全ページに共通となる、JavaScript形式の計測タグを最初に設置していただく必要があります。本ページではこの計測タグの確認・設置方法についてご説明します。

より多くのユーザーをウェブ接客の対象とするため、「CODE Marketing cloud」では、キャンペーンの設定などに先んじてこの計測タグを設置し、データの収集を開始することをお勧めしております。

計測タグの確認

サイトの全ページ共通となる計測タグについては、管理画面内の「タグの確認」画面にて確認ができます。「タグの確認」画面には下記のいずれかの画面から遷移できます。

計測タグの設置

  • 計測タグは1ページに1つずつ、重複のないように貼り付けます。
  • ページのHTML内の <head> 直後(それが難しい場合は <body> 直後)に計測タグを貼りつけることをお勧めします。
  • 計測タグの設置に関する詳細は、「jsライブラリについて」内の「サイトにjsを追加する」ページも併せてご確認ください。

計測タグの種別

下記の二点の両立のため、「CODE Marketing cloud」では、計測タグに関して用途に応じて「本番環境用タグ」と「テスト環境用タグ」を提供しています。

  • 設定画面上でプレビューやテスト環境をご確認いただきながら直感的に作業すること
  • 本番公開を適切なタイミングで実施することで安全に「CODE Marketing cloud」を動作させること

2つの計測タグの用途

「本番環境用タグ」

「本番環境用タグ」とは

本番サイトに貼り付けることで利用するタグスニペットです。 本番環境用の計測タグでは、クリエイティブの表示やレポート計測のためのイベント情報の送信など、全ての機能が動作します。

本番環境の動作に関する注意点

  • 計測タグを設置しても、キャンペーンの作成等を管理画面上で実施していない場合にはウェブ接客が開始されることはありません。計測のみが開始となります。
  • プレビューおよびテスト環境で動作が問題ない場合に、「キャンペーンダッシュボード」上で「本番に公開」を実施して初めてウェブ接客が開始となります。

「テスト環境用タグ」

「テスト環境用タグ」とは

導入対象サイトにテスト環境(開発環境)のご用意がある場合は、本番反映に入る前に、テスト環境に専用の計測タグを設置して動作を確認されることを推奨しております。

この計測タグの利用は必須ではありませんが、テスト環境での動作確認により、意図しないクリエイティブの表示不具合やサイト本体の要素との重複等の問題を発見することができるため、結果的に本番サイトで「CODE Marketing cloud」を安全に動作させることができます。

テスト環境の動作に関する注意点

  • クリエイティブに関しては「クリエイティブ設定」での「稼働中」/「停止中」にかかわらず全クリエイティブから選択して表示されます。
  • ページ閲覧イベント、購入イベントなどのイベント情報は送信されません。そのため、テスト環境に訪問したエンドユーザーの行動が成果レポートに反映されることはありません。

動画マニュアルもご参照ください。